スニーカーの転売は違法?安全な転売方法を解説

スニーカーの転売がここ数年ブームですよね!
商品さえあればいつでもどこにいてもできるので、副業としても人気です。

しかし気になるのは、スニーカーの転売は違法ではないのか?ということ。
確かに転売をしている人を「転売ヤー」というなど、転売自体にあまり良い印象を持たれていないのも事実です。

今回はスニーカーの転売が違法なのか、そして安全な転売行為をするためのポイントについてご紹介します!

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【スニーカーの転売が違法になるケース】①商売目的の転売

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結論だけ言うと、スニーカーの転売自体は違法ではありません。
しかし、転売が違法になってしまうケースがいくつかあります。

まずは、商売をする目的で転売を行う場合です!
その場合は、別に「古物商許可」と呼ばれる証明書が必要になります。
これは、中古品を買取し、定期的に販売取引をする際に取得する必要があります!

私用の目的で購入したものを、不用品として売る場合は必要ありません!
また人からもらったものを売る場合も必要ありません!

ちなみに古着屋やレンタルショップを営業している人も、基本的にこの証明書を取得した上で営業しています!

この証明書は個人でも法人でも取得可能。
警察に申請を出し、営業する地域の公安委員会で調査を受けた後、取得できます!

古物商許可がないままにスニーカーの転売を行った場合は違法です。
3年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられる可能性があるのでご注意を!

転売で継続的に、莫大な利益を得たいと考えているなら、古物商許可の取得は必須ですよ!

【スニーカーの転売が違法になるケース】②偽物や盗品の転売

2つ目は、偽物や盗品をを転売する場合です!
これはスニーカーに限らずどの製品でも当てはまることですね!

偽物を売った場合は、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が課される可能性があります!
また、盗品を売った場合は、10年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金が課される可能性があります。

そして、偽物もしくは盗品だと認識した上で販売した場合は、詐欺罪に当たるのでこちらも注意が必要です!

【スニーカーの転売が違法になるケース】③確定申告の不備

3つ目は、確定申告をしなかった場合です。
副業としてスニーカー転売をしていた場合、年間20万円超の収入がある場合は、確定申告が必要になります!

スニーカーの転売で年間20万円以上の収入を得るのはなかなか難しいですが、20万円を超えた場合は必ず確定申告してくださいね!

【安全に転売するポイント】①仕入れ先確認

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それでは、安全なスニーカーの転売を行うにはどうしたらよいでしょうか?

まずは転売で利益を出すかどうか関係なく、スニーカーを信頼できる場所で買うということです!
偽物や盗品の売買は違法です!間違って偽物などを仕入れてしまわないよう、正規店で買うのがおすすめです!

偽物や盗品だと知らずに売った場合も罪に問われる場合もあります!
この場合故意かどうかは関係ないので、スニーカーの仕入れ先には細心の注意を払う必要があります!

【安全に転売するポイント】②古物商許可を取得する

また商売目的で転売を行う場合は、古物商許可をきちんと取ることが大切。
古物商許可を取得せずに転売を行うと犯罪です!

古物商許可は一度取得すれば、更新作業は不要です!
少しでも転売で商売を行う可能性があるなら、迷わず取得しましょう。

 

【安全に転売するポイント】③個人情報の確認

最後は、個人情報を公開しないということです。
特に個人で取引する場合に注意してほしいポイントです!

商品を送る際、自分の個人情報を公開した状態で配送してしまうのはNGです!
匿名配送を利用して安全に転売してください!

また、注文番号を公開するのもかなり危ないです!
注文番号から個人情報がバレてしまうケースもあるので、気をつけましょう!

まとめ

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いかがでしたか?

スニーカーの転売自体は違法ではないものの、気をつけるべきポイントが多いのも事実。
知らず知らずのうちに違法行為をしていた・・・なんてことがないように、日頃から安全に転売を行えるコツを意識していきましょう!