エアマックスのビジブルエアって何?
NIKE(ナイキ)のアイコニックの1つであるAIR MAX(エアマックス)。
高いデザイン性と履き心地の良さで、長い間人気の高いスニーカーです!
そんなAIR MAX(エアマックス)を語る上で外せないのは、ビジブルエアと呼ばれるソールユニット。
NIKE(ナイキ)好きなら一度は耳にしたことのあるワードだと思いますが、このビジブルエアがどんなものなのか、皆さんは知っていますか?
今回は気になるビジブルエアについてご紹介します!
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目次
エアマックスのビジブルエアって何?
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ビジブルエアは、NIKE(ナイキ)が開発したソールユニットです!
ちなみにビジブル(Visible)は、英語で「目に見える」「あきらかな」という意味があります!
元々ナイキには、エアと呼ばれるソールテクノロジーがあります!
エアは、耐久性に優れた膜の内側に圧縮した空気を入れて、高いクッション性を実現しています!
まるで空気の上を歩いているような、ふわふわとした履き心地です!
そしてビジブルエアは、そのエアが外から見えるデザインになっているんです!
スニーカーに内蔵されているクッショニングが、外から見えるなんてなかなか斬新なデザインですよね!
このビジブルエアですが、AIR MAX(エアマックス)の全てのモデルで搭載されています!
エアマックスのビジブルエアの歴史とは?
ビジブルエアが初めて搭載されたモデルが発売されたのは、1987年にリリースされたAIR MAX 1(エアマックス1)です!
NIKE(ナイキ)の名物デザイナー、ティンカー・ハットフィールドが手がけたモデルです!
ティンカーはパリにあるポンピドゥーセンターという建物のデザインを見て、ソール部分にウインドウをつけて、エアを可視化させようと考えたんだとか。
確かにちょっと似てるかも・・・!
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また、AIR MAX 1(エアマックス1)は、当時のスポーツシューズには見られなかった、デザイン性の高さでも話題に。
テクノロジーの進化だけでなく、デザイン性を兼ね備えたスニーカーでした!
ちなみにAIR MAX 1(エアマックス1)が発売される前の1970年代は、NIKE(ナイキ)のスポーツシューズが頭打ちの状態でした。
そんな中、斬新なデザインのAIR MAX 1(エアマックス1)の登場。
これにによって、NIKE(ナイキ)自体がまた盛り上がりを見せることになるんです!
ビジブルエアは、NIKE(ナイキ)の歴史を語る上で非常に重要な役割を担っているんですね!
【エアマックスのビジブルエアの進化!】①AIR MAX 1(エアマックス1)
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NIKE(ナイキ)のビジブルエアですが、初搭載の1987年からどんどん進化を続けています!
ここからは、ビジブルエアの変遷について見ていきましょう!
まずは1987年に発売されたAIR MAX 1(エアマックス1)。
今年3月にはOGカラーが復刻されたことでも話題になりましたね!
AIR MAX 1(エアマックス1)の復刻モデルについてはこちらをチェック!
この時のビジブルエアは、ミッドソールのかかと部分に小さなウインドウがついていて、そこからエアが見える仕組みになっています!
【エアマックスのビジブルエアの進化!】②AIR MAX 90(エアマックス90)
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NIKE(ナイキ)はAIR MAX 1(エアマックス1)発売後、エアソール部分を大きくして、よりクッション性を高めたいと考えるようになります!
1990年に発売された、AIR MAX 90(エアマックス90)を見てみると、ビジブルエアが少し大きくなっています!
ソールにも厚みが増していますね!
AIR MAX 90(エアマックス90)について、詳しくはこちらをチェック!
【エアマックスのビジブルエアの進化!】③AIR MAX 180(エアマックス180)
引用元:https://sneakerbardetroit.com/nike-air-max-90-og-infrared-2020-release-date/?slide=modal
1991年に発売された、AIR MAX 180(エアマックス180)では、名前の通りビジブルエアが180度の角度から見えるように!
ちなみに、AIR MAX(エアマックス)シリーズのエアソールの開発に携わっていた、デヴィッド・フォーランドはこのAIR MAX 180(エアマックス180)が、AIR MAX(エアマックス)シリーズの中でも最も開発が難しいモデルの1つだった、と振り返っています!
【エアマックスのビジブルエアの進化!】④AIR MAX 95(エアマックス95)
引用元:https://snkrdunk.com/products/554970-071
1995年に発売された、AIR MAX 95(エアマックス95)。
このモデルから、ソールの前足部にもビジブルエアが搭載されることに。
またナイキのスウッシュロゴを小さく見せたり、大胆なカラースキームを採用したりなど、これまでのAIR MAX(エアマックス)シリーズには見られない斬新なデザインは、世界中で話題になりました!
【エアマックスのビジブルエアの進化!】⑤AIR MAX 97(エアマックス97)
引用元:https://uptodate.tokyo/nike-air-max-97-og-silver-bullet-2022/
1997年に発売されたAIR MAX 97(エアマックス97)。
このモデルでNIKE(ナイキ)の悲願だった、ソール全面にエアを搭載したフルレングスエアが達成されます!
フルレングスエアは開発までにかなりの年月がかかったそうです!
【エアマックスのビジブルエアの進化!】⑥AIR MAX 360(エアマックス360)
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20年の歳月をかけて誕生したのが、360度のビジブルエア!
2006年に発売されたAIR MAX 360(エアマックス360)というモデルです!
アウトソールとエアソールユニットの間にあったウレタン製のフォームを取り除き、どの角度から見てもエアソールが見えるようになりました!
まとめ
いかがでしたか?
普段何気なく履いているAIR MAX(エアマックス)も、こうしてみてみると奥が深いですね!
AIR MAX(エアマックス)について詳しくはこちらをチェック